2007年11月29日(木)「しんぶん赤旗」

補助犬受け入れ義務化

法案が全会一致成立


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(写真)改正補助犬法の成立をうけて、日本共産党控室を訪れる木村佳友さん(右から4人目)と竹前栄治さん(右から2人目)ら。右端は高橋千鶴子衆院議員=28日、国会内

 盲導犬、介助犬、聴導犬などの補助犬を連れた障害者の受け入れを企業に義務づけることなどを盛り込んだ改正身体障害者補助犬法が二十八日の参院本会議で、全会一致で可決、成立しました。障害者らの相談を受け、都道府県が施設管理者を指導することも定めました。

 交通機関や公共施設、不特定多数が利用するデパートやホテルなどに補助犬を連れた障害者の受け入れを義務付けた同法は二〇〇二年に施行。しかし、民間企業は努力義務とされていたため、補助犬の使用者から義務化してほしいという声があがり、障害者の雇用が義務化されている一定規模の民間事業所も今回の改正で対象になりました。同法は来年四月に施行され、企業の受け入れ義務化は同十月から。

10万人署名を力に 利用者「うれしい」

 「補助犬利用者の一人としてとても感謝している」。改正身体障害者補助犬法が成立した二十八日、同法改正を求めて署名などにとりくんできた「身体障害者補助犬法改正対策使用者団体連絡協議会」の竹前栄治会長らが国会内で記者会見しました。議員立法で改正案を提出した超党派の「身体障害者補助犬を推進する議員の会」への感謝とともに喜びの声を上げました。

 竹前会長は「成立の瞬間を傍聴できた。補助犬使用者として深く感謝している。多少問題が残っているが、ほぼ90%要望が実った」と語りました。同じく国会を傍聴した日本介助犬使用者の会の木村佳友会長も「十万を超える署名を集め運動してきた。多くの支援と協力で法改正できたことはうれしい」と語り、広島市の藤岡幸子・レモンの会理事長は「この日をむかえることができ、利用者の一人として感謝している」と話しました。

 同連絡協議会の代表らは会見に先だって各党を訪問。日本共産党国会議員団の控室で笠井亮、高橋千鶴子両衆院議員に感謝を表明しました。


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