2007年10月25日(木)「しんぶん赤旗」

薬害肝炎

原告に謝罪を

高橋議員 厚労相に迫る


 血液製剤によるC型肝炎の感染者の情報が厚生労働省で見つかった問題で、日本共産党の高橋千鶴子議員は二十四日の厚労委員会で「原告に直接会って謝罪せよ」と舛添要一厚労相に求めるとともに、すべての情報を一刻も早く精査するよう求めました。

 舛添厚労相は「全力をあげて解決に取り組む」としながらも、直接面談による謝罪を拒み、「そういう方々の苦しみをわかっていないわけではないが、私はきちんとした形で一日も早く支援策(を講じ)、訴訟についても解決するという思いでお応えしたい。その気持ちは誰にも負けない」などと述べました。

 高橋氏は「その思いを直接会って伝えるべきだ。それが大臣の決意の証しとなる」と重ねて求めました。


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