2007年9月6日(木)「しんぶん赤旗」

増税断念へ力合わせて

消費税なくす会が小池政策委員長に


 消費税をなくす全国の会の杵渕智子事務局長と常任世話人は五日、国会内で、日本共産党の小池晃政策委員長・参院議員に、政府・与党の消費税増税計画を断念させるよう要請しました。

 これには、佐々木憲昭衆院議員、大門実紀史参院議員が同席しました。

 杵渕事務局長は、参議院選挙で日本共産党が「消費税増税反対」の公約を掲げて奮闘したことにふれました。杵渕氏はその上で、与野党が逆転した参議院結果の条件を生かして、「野党が『当面の消費税増税は行わない』という点で一致し力を合わせれば、政府・与党の消費税増税計画を断念に追い込むことが可能になっている。日本共産党がその先頭に立ち、国会で奮闘してほしい」とのべました。また「政府は消費税増税を実施する前に、大企業優遇の税制こそなくすべきだ」「参議院での新たな可能性を生かし、憲法を守ることと消費税増税断念の先頭に立ってほしい」との要望がだされました。

 小池参院議員は「政府は基本方針で安定的財源の確保や消費税見直しにふれるなど、参院選で国民の審判を受けたことに対する反省がない。増税問題は貧困と格差の最大の原因でもある。みなさんとも力をあわせ、消費税増税を断念させる国会内外でのたたかいの先頭に立ち奮闘していく」とのべました。

 同会は同日、民主、公明党にも要請をしました。



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