2007年8月12日(日)「しんぶん赤旗」

国民年金 納付率低下 66%

「高すぎる」の声

社保庁発表


 二○○六年度の国民年金保険料の納付率が前年度比0・8ポイント減の66・3%となり、四年ぶりに低下したことが分かりました。社会保険庁が十日、発表しました。年金記録漏れ問題による国民の年金不信を背景に、○七年度は納付率がさらに低下するおそれもあり、同年度に80%と設定している目標の達成は極めて難しい情勢となりました。

 国民年金は自営業者や二十歳以上の学生、アルバイトの人などが加入。保険料は収入に関係なく、一律に月額一万四千百円になっており、「高くて払えない」という声が上がっています。

 しかし、社保庁は、「納付の働き掛けに十分な時間を確保できなかった」ことが、率の低下の原因などとして、保険料のいっそうの取り立て強化を狙っています。

 また、社保庁の発表では、○六年度末時点で保険料を過去二年間払っていない未納者は三百二十二万人、未加入者は十八万人で、前年度比で合わせて六十一万人減少しました。

 保険料納付率の実績は例年六月に公表されていますが、今回は大幅に遅れた八月となりました。「参院選の最中に発表することを避けたのでは」という指摘もありますが、同庁は、「年金記録漏れ問題への対応で(作業が)遅れた。昨年も不正免除の関係で九月にずれ込んだ」(年金保険課)などと説明しています。



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