2007年7月29日(日)「しんぶん赤旗」

ぶれない たしかな野党

テレビ番組 穀田国対委員長が発言


 日本共産党の穀田恵二衆院議員(国対委員長)は二十八日未明放送のテレビ朝日「朝まで生テレビ」に出演し、各党代表と討論しました。

 「たしかな野党とはどういうことか」と司会の田原総一朗氏に聞かれた穀田氏は、「ぶれないこと。現在も、将来も(政権を目指す中でも)ぶれない」と答えました。

 「政治とカネ」の問題では、田原氏は「事務所費の問題は共産党だ。政治資金の出(支出)を追及したのは共産党」と繰り返し言及。穀田氏は、赤城徳彦農水相が、領収書をコピーして政治活動費を二重に計上していたことなどを取り上げ、「辞めるしかないでしょう」と追及しました。

 自民党は「理解されるまで説明すべきだ」としかいえませんでした。公明党は「領収書を出すべきだ」といわざるをえず、穀田氏に「改定政治資金規正法はザル法だと認めるのか」と聞かれて「結果的にはザル法になった」と認めました。

 穀田氏は政党助成金にふれ「企業・団体献金をやめるということで導入したのに(共産党以外の党は)企業・団体献金も政党助成金ももらっている。これが政治とカネの問題の極端なゆがみの表れだ」と指摘しました。

 年金問題では、穀田氏は「一番の問題は無年金だ。二十五年納めなければ一円ももらえない。これを十年に短縮する。中川(昭一・自民党政調会長)さんも考えるべきだといっている。すぐにやるべきだ」と力をこめました。


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