2007年7月14日(土)「しんぶん赤旗」
尼崎市議長に共産党・田村氏
兵庫県尼崎市の臨時議会は十二日、日本共産党の田村征雄市議を議長に選出しました。
日本共産党市議団は、一九九三年の不正出張問題後の出直し議会以降、「不正にかかわった議員は議会の代表にふさわしくない」と表明し、清潔・公正民主・議会改革の推進を掲げて毎年、役職改選にのぞんできました。今回の改選でも、同様の立場から田村市議を候補者として議長選挙にのぞみました。
議会の権能をより発揮しようという意向の他会派の賛同があり、「新政会」(自民党系)候補二十票にたいし、田村市議が二十二票を獲得して議長に当選しました。
党市議団からの議長就任は、出直し選挙直後の菅村哲仁市議以来十三年ぶりです。
副議長には「虹と緑」の酒井一市議が選出され、議長・副議長とも白井市政与党の議員となりました。

