2007年5月31日(木)「しんぶん赤旗」

教育改悪3法案に反対

雨の中 全教など座り込み


 参院での教育改悪三法案の実質審議開始から連日、国会前で座り込む全教(全日本教職員組合)など四団体は三十日も、ぱらつく雨をついて座り込みを続行しました。農民連、全日本民医連、新日本婦人の会、自治労連豊島区職労の代表らが参加しました。

 日高教の北野庄次委員長は「国民の手に教育を取り戻していくため、一歩一歩とりくみを積み重ねていこう」とあいさつしました。

 「ともに座り込んでいく」(全日本民医連)と次々発言。全国私教連の小村英一委員長は、教育改悪三法で私学への統制を強めようとしているとのべ、私学経営者への要請など全国的運動を展開していると語りました。

 全教の山口隆副委員長が行動提起し、六月一日の「教育改悪三法案反対! 子どもと教育の未来をひらく中央集会」(午後六時半から、東京・日比谷野外音楽堂)を中心にした終日行動を結節点に世論と運動を高めていこうと訴えました。

 国会情勢を報告した日本共産党の石井郁子衆院議員は、自公与党が六月中旬の採決を狙っているが、年金問題や農水相の疑惑など安倍内閣への国民の不信も高まっていると指摘、世論と運動で安倍内閣の暴走をとめようと呼びかけました。



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