2007年5月19日(土)「しんぶん赤旗」

「しんぶん赤旗」は偏っている?


 〈問い〉 「しんぶん赤旗」は「偏っている」という人がいます。どう答えたらいいのでしょうか。(千葉・一読者)

 〈答え〉 元NHK解説委員長や日本基督教団総会議長など多くの方々が党派を超えて、「しんぶん赤旗」への期待を表明しています。「しんぶん赤旗」が「事実を伝える」「権力を監視する」というジャーナリズム本来の使命・役割を果たしていることへの期待です。一方で、「しんぶん赤旗」は「偏っている」という声も聞かれます。「政党機関紙だから偏っている、一般紙(=商業紙)は公正な立場」という「誤解」もあれば、ジャーナリズムとしての使命・役割を果たしているからこそ、快く思わない勢力からの攻撃もあります。

 商業紙との違いは、読み比べるとはっきりします。例えば、「格差社会」の報道です。マスメディアも取り上げるようになりましたが、それを生み出した原因や責任には踏み込めません。新聞もテレビも労働の規制緩和や社会保障の削減など、格差社会の原因である「構造改革」をあおってきたからです。イラク戦争が無法な侵略戦争であることを告発してきたのも「しんぶん赤旗」だけでした。平和を求める国民の運動についてはどうでしょうか。「9条の会」は多くの人々を結集し、6千を超え、全国各地で合計数万人規模での憲法擁護の集会をおこなっています。「しんぶん赤旗」は大きく報道していますが、全国紙はまったく無視するか、小さな扱いです。

 これらの違いは、「ジャーナリズムの本来の使命・役割を果たしているか、どうか」からきているのではないでしょうか。

 なぜ「しんぶん赤旗」は確固とした姿勢で報道できるのでしょうか。それは、「しんぶん赤旗」が、日本の政治のゆきづまりの現状を科学的に分析し、侵略戦争を正当化したり、アメリカいいなりで、財界・大企業中心の政治をすすめる、自民・公明の政治を、おおもとから切り替える方針を持った日本共産党が発行する新聞であるということです。権力と対峙(たいじ)し、悪政の根源をつく立場を持っているからこそ、権力の暴走をチェックし、いかなるタブーもなく、国民にとって必要な情報を提供できます。

 「しんぶん赤旗」はもともと真実を報道するために生まれた新聞です。戦前、非合法下でどんな迫害があっても発行したのは、真実を書くためでした。

 読者や党員に支えられた新聞という物質的な裏づけもあります。何をも恐れることなく、真実を報道できる根拠がここにもあります。商業紙は収入の約半分を占める広告料抜きには経営は成り立たず、大銀行・大企業などの広告主には気兼ねせざるをえません。(山)

 〔2007・5・19(土)〕


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