2007年5月12日(土)「しんぶん赤旗」

改憲手続き法案

教員の「地位利用」禁止

条文削除求める

仁比議員


 日本共産党の仁比聡平議員は十一日、参院憲法調査特別委員会で改憲手続き法案の国民投票運動規制をめぐり、教員の「地位利用」の禁止について質問しました。

 仁比氏は、▽大学の授業における改憲案についての意見表明▽市民団体の集会で「二度と子どもを戦場に送らない」と思いを語るなど改憲案についての意見表明▽市民団体などが行う改憲に反対するパレードへの参加―などについて「地位利用」に該当するのか質問。法案提出者の葉梨康弘衆院議員は、これらの例のいずれについても「自由だ」と答弁しました。

 仁比氏は、公選法上の「地位利用」に関する判例に基づき、実際上規制されているのは、「職権乱用に近い場合や個別面接をして直接の心理的圧迫を与える場合などに限定されている」と指摘。「公選法上規制されてない行為が国民投票で規制されることがあってはならない」とただすと、葉梨氏は「公選法で自由とされているものを国民投票の上で規制することはしない」と述べました。

 仁比氏は「それにもかかわらず法文そのものからそのような『限定』は読み取れない。判例や運用の積み重ねを知らない限り、国民は何が禁止されているのか区別できない」と強調。「特定の改憲案について『反対』しない限り単位をやらないというような極端な例を除けば『地位利用』にあたらないなら限定すべきだ。なぜ国民に委縮をもたらすような広範な規制をかけるのか」とのべ、「今からでもこの条文はきっぱりやめるべきだ」と主張しました。



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