2007年4月2日(月)「しんぶん赤旗」

東京高裁に署名８千余

葛飾ビラ配布弾圧 守る会が要請

　東京都葛飾区のマンションに日本共産党のビラを配布したとして荒川庸生さん（５９）が、住居侵入罪に問われ、一審で無罪判決を勝ち取った葛飾ビラ配布弾圧事件で、東京高裁での公正な裁判を求める署名が、二万人分を超えました。

　「ビラ配布の自由を守る会」は、このほど東京高裁に三度目の要請行動をして、同署名を二次分として八千四十三筆（計二万三千九百五十筆）、団体分三百二十九筆（計千三百七十六筆）を提出しました。署名には高裁への「ひとこと欄」があり、寄せられた百六十五人分を添えました。

　行動には十七人が参加。日本共産党の渡辺好枝葛飾区議団長は、「ビラは私たち区議団と住民をつなぐホットラインです。それを配布する人を不当に逮捕するなどということがないよう公正な審理を」と訴えました。