2007年2月7日(水)「しんぶん赤旗」

柳沢発言

7・8日に集中審議

与野党国対委員長会談で合意

共産党が自公に申し入れ


 与党単独で審議が強行され、二〇〇六年度補正予算が六日の参院本会議で可決・成立するという国会の不正常な事態が続くなか、日本共産党の穀田恵二国対委員長は同日、国会内で自民党の二階俊博国対委員長、公明党の漆原良夫国対委員長と五日につづき再度会談し、国会正常化に向けあらためて申し入れました。同日深夜、与野党国対委員長会談が開かれ、七、八の両日の衆院予算委で補正予算審議の補充的質疑をおこなうことで合意しました。


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(写真)国会正常化に向けて開かれた与野党国対委員長会談。左から3人目は穀田国対委員長=6日夜、国会内

 穀田氏は、自公両党国対委員長に対し、国会正常化に向け、二〇〇七年度予算案の審議の前に、柳沢伯夫厚生労働相の発言にからんで、補正予算の補充的な集中審議を衆参両院の予算委員会でおこなうべきだと申し入れました。

 これにたいし、自公両党国対委員長は、「傾聴に値する意見であり、党内にいろいろ意見はあるが、誠意をもって検討したい」とのべました。

 一方、国会審議全面拒否の態度をとってきた民主、社民、国民新党の野党三党も六日夜、党首会談をおこない、今後は、国会審議で問題点を追及していく方向性を確認しました。


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