2007年1月10日(水)「しんぶん赤旗」

核廃絶し平和守れ

日本原水協 今年初の「6・9行動」


 すみやかな核兵器廃絶を求めて九日、日本原水協(原水爆禁止日本協議会)は今年初めての「6・9行動」を東京・上野公園入り口でおこないました。この行動は核兵器廃絶や被爆者援護を掲げて毎月六、九日にとりくんでいます。

 東京原水協や「上野東照宮境内に『広島・長崎の火』を永遠に灯(とも)す会」と共同した行動は約三十人が参加。「核兵器廃絶・平和なアジアを 非核と憲法九条が輝く日本を」の横断幕や原爆パネルを掲げ、「国連本部に持っていきます」と国際署名「すみやかな核兵器の廃絶のために」を呼びかけました。

 元ボクシングチャンピオンの小林秀一さんをはじめ青年たちが着ぐるみを身に付け、ギターをひきながら、一言メッセージを訴えました。

 「平和は大切ですよね」と署名した静岡県浜松市の女性は、「日本も核武装すべきだなんていう政治家がいますがとんでもない。核兵器廃絶や最低限の生活の保障こそが庶民の望んでいることです」。

 日本原水協の高草木博事務局長は、世界の圧倒的多数の国が核兵器廃絶を求めるなか、「被爆国日本の政府の態度が問われている。憲法の精神と非核三原則を生かしてこそ北朝鮮問題も解決できる」と訴えました。


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