2007年1月5日(金)「しんぶん赤旗」

不安解消の政治こそ

笠井衆院議員・田村氏・谷川氏

新春第一声


 日本共産党中央委員会の新春第一声が四日、東京・新宿駅前で行われ、笠井亮衆院議員、谷川智行参院比例代表予定候補、田村智子参院東京選挙区予定候補がマイクを握りました。

 田村氏は、六大銀行が一年間で三兆円ももうけているにもかかわらず、法人税課税がゼロであることを紹介。課税した場合、国の税収が八千八百億円を超えることから、「住民税や、介護保険料も値下げして元に戻せる。暮らしの不安を取り除く政策がいっぱいできる」と強調しました。

 谷川氏は、労働時間規制をなくし、残業代をゼロにするホワイトカラーエグゼンプションについて「はたらくルールを壊すものだ。健康被害や過労死が増える」と批判。日本共産党の運動で、厚生労働省にサービス残業や偽装請負の是正通達を出させた実績を紹介し、「冷たく異常な政治を変えよう」と訴えました。

 笠井氏は、「今年は『海外で戦争できる国づくり』を許すかどうかの年だ」と強調。「九条の会」が全国で六千にせまろうとしていることを紹介。今年の選挙は「憲法がかかった選挙になる。自公政権に審判を下そう」と訴えました。

 北区に住む男性(82)は「空前といわれる大企業のもうけが、国民に還元されていない」と憤慨。「共産党は特別なことはいってない。常識的なことをいっている」と語っていました。


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