2006年12月29日(金)「しんぶん赤旗」

渡辺行革相政治資金

一晩で5千500万円稼ぐ

先物業界団体から献金


 政治団体の架空事務所費支出問題で辞任した佐田玄一郎氏の後を受け、行政改革担当相に就任した渡辺喜美前内閣府副大臣(衆院栃木3区)はかつて「ぬれ手であわ」と大問題になったリクルート事件で父親の故渡辺美智雄元副総理への未公開株譲渡の名義人になったことがあります。当選四回で初入閣を果たした同氏の政治資金は――。

 調べたのは、二〇〇五年分の政治資金収支報告書。支部長を務める「自民党栃木県第三選挙区支部」は、個人献金五百四十三万円に対し、企業・団体献金を大塚製薬や山崎製パンのほか、地元の建設業者などから三千七百七十万円も集めています。国民の税金である政党助成金も自民党本部から計二千七百万円交付されています。

 資金管理団体の「温故知新の会」は、東京・赤坂プリンスホテルで、栃木県内の政治団体「渡辺美智雄政治経済研究会」と共催して資金集めパーティーを開き、一晩で五千五百二十八万円の荒稼ぎ。このうち、温故知新の会分として三千二百三十六万円を報告しています。

 注目されるのは、一九九八年三月に設立された政治団体「喜世(きせい)会」。渡辺喜美氏を支援する経営者の集まりで、年四回、東京全日空ホテルなどで「会員懇談会」という資金集めパーティーを開き、温故知新の会、渡辺美智雄政治経済研究所に各五百万円の寄付をしています。

 きわめて投機性が高く、強引な勧誘で被害が急増している商品先物業界の政治団体「政経政策研究会」や「平成の会」は、温故知新の会に献金とパーティー券あわせて三百九十万円の資金提供をしています。

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