2006年11月19日(日)「しんぶん赤旗」
許すな教育基本法改悪 4000人
岡山県集会
政府は国民の声聴け
「許すな! 教育基本法『改正』11・18岡山県集会」が十八日、岡山市の旭川河川敷で開かれ約四千人が参加しました。
岡山県教職員組合(主催、日教組加盟)と、県高等学校教職員組合(全教加盟)が一堂に会しての大集会となりました。
日本共産党、民主党、社民党の代表が来賓として招かれ、並んで紹介されました。
県教組の岡本和子執行委員長は「集会には幼稚園、小学校、中学校、高校、養護学校の教職員、幅広い県民の皆さんが集まっています」と紹介し、「教育基本法の改悪を許さないという機運が日に日に広がっています。もっと声を上げ、参議院の通過にストップをかけましょう」と呼びかけました。
高教組の岩佐仁志執行委員長は「県内の教育に携わる人々が一堂に会し、教育基本法守れの一点で共同して、たたかいの旗を掲げることができました」とのべ、「自民、公明両党の衆院での採決強行は追い詰められた結果。廃案に追い込むために、すべての皆さんと連帯して頑張りたい」と訴えました。
岡山弁護士会の大石和昭会長は、同弁護士会が改悪に反対する会長声明を発表したことを紹介し「衆院で十分な審議もなく、可決されたことに抗議する」とのべました。
参加者は「強行採決は許さないぞ!」「政府は国民の声を聴け!」とアピールし、市内をパレードしました。