2006年11月2日(木)「しんぶん赤旗」

イラク戦争「確信持てず」

過去最高の61%

米世論調査


 【ワシントン=鎌塚由美】イラクで十月に死亡した米兵の数が百三人に達し、月間死者数で二〇〇三年のイラク戦争開戦以来四位となり、昨年一月以降最大となったことを受け、米国の世論調査で「イラク戦争の成功」に「より確信がもてない」と回答する国民が過去最高になりました。

 米国防総省は十月三十一日に米兵四人がイラクで死亡したと発表、開戦以来の米兵戦死者は同日までに二千八百十四人となりました。

 世論調査は、NBCテレビとウォール・ストリート・ジャーナルによるもので、中間選挙投票日まで一週間となった同日に発表されました。調査は先月二十八―三十日にかけて、有権者登録した千十人を対象に行われました。

 「フセイン打倒は、米兵の犠牲と戦争の財政的出費に見合う価値があったか」との問いでは、「値しない」との回答は54%(前回六月は52%)で、過去最高となりました。「値する」と答えたのは37%(同40%)で、過去最低でした。

 また「イラク戦争の成功」についての設問では、「いっそう確信する」との回答は27%(前回九月32%)。これに対し「より確信がもてない」との回答は61%(同57%)で、いずれも過去最低と最高を記録しました。

 ブッシュ大統領の支持率は、微増し39%(前回十三―十六日・38%)でしたが、「中間選挙の結果、どちらの政党の多数派になるのが好ましいか」との設問では、民主党と回答したのが52%、共和党が37%でした。数字は前回調査(十三―十六日)と同じですが、民主党優位は変わっていません。


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