2006年10月21日(土)「しんぶん赤旗」

横須賀・女性強殺事件

日本政府と米兵を提訴 遺族


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(写真)提訴する原告の山崎さん(前列・左から3人目)と原告弁護団の人たち=20日、横浜地裁前

 神奈川県横須賀市で今年一月、佐藤好重さん(56)=当時=が米兵に惨殺された事件をめぐり、被害者の夫・山崎正則さん(58)と、被害者の養子二人が二十日、事件を起こした米兵と日本政府を相手取り、約二億円の損害賠償を求めて横浜地方裁判所に提訴しました。

 公務外の事件とはいえ米兵上司には、事件の発生を防止する処置をとるべき管理監督責任があったとして、日米地位協定の実施にともなう民事特別法で賠償責任を負う日本政府を被告としています。

 提訴の後原告弁護団は、横浜市中区の弁護士会館で報告集会を開きました。

 原告の山崎さんは、事件を風化させたくないし、二度とこのような事件を起こさないために裁判に立ち上がったと語り、「裁判に勝って、妻の無念をはらすために、最後まで頑張ります。どうか、みなさんのご支援をよろしくお願いします」と呼びかけました。

 原告弁護団団長の木村和夫弁護士が、裁判の意義や特徴を報告しました。

 同事件をめぐっては、好重さんを殺害し、現金を奪った米兵が今年六月二日、横浜地裁で、求刑通りの無期懲役を言い渡されています。


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