2006年10月16日(月)「しんぶん赤旗」

福島演説会 市田書記局長迎え

日本共産党と自・公・民との対決


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(写真)市田氏を迎えて開かれた日本共産党演説会で会場を埋めつくす2200人の参加者=15日、福島市

 日本共産党福島県委員会は十五日、福島市飯坂町で市田忠義書記局長を迎えて演説会を開きました。会場のパルセいいざかは二千二百人の聴衆で超満員になりました。

 福島県では談合事件での知事の辞職を受けて知事選(十一月十二日投票)が行われます。この日「みんなで新しい県政をつくる会」の知事候補に決まった小川英雄氏(県労連議長)が県政刷新の決意を示しました。

 神山えつ子県議団長は「談合をなくしてムダな大型事業を減らせば県民に温かい県政ができる。来年の県議選で共産党を二議席から交渉会派の五議席以上に」とあいさつ。紙智子参院議員が安倍内閣のもとでの国会論戦を報告し、参院選に向けた決意を語りました。神山氏のほか四人の県議候補と、会津若松市区の県議補選候補、参院選挙区候補が決意表明しました。

 市田氏は、北朝鮮の核実験、貧困と格差、平和、教育の問題について話しました。その中で、参院予算委員会で非正規雇用労働者の深刻な実態を取り上げて安倍晋三首相にせまったことを紹介。「首相の『ワーキングプアを前提に生産が確立されているなら大変な問題だ』との答弁は重要だ。その通り実行してもらおう」とのべると、大きな拍手がわきました。

 市田氏は「自民対民主ではなく、自民・公明・民主と、平和とくらしを守りたいと願う国民・共産党との対決だということは、国政上のどの問題でも、福島県政を見ても明らかだ」とのべ、大型事業を共産党以外の「オール与党」が知事と一緒に推進してきたと指摘。来るべき選挙の真の争点は自民党政治をおおもとから変える立場に立つ共産党が伸びるかどうかにあるとのべました。


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