2006年9月29日(金)「しんぶん赤旗」

小会派参加の運営を

参院予算委理 共産・社民が申し入れ

　日本共産党の大門実紀史参院議員と社民党の福島瑞穂党首は二十八日、予算委員会の理事会、理事懇談会へのオブザーバー参加を求めて、尾辻秀久参院予算委員長に申し入れました。

　予算委員会を除く他の委員会では、理事を出していない会派の委員も、理事会や理事懇談会にオブザーバーとして出席し、発言しています。申し入れで、大門、福島両氏は、参院予算委員会だけがオブザーバー参加を認めないことに何の根拠もないとして、「良識の府の参院」にふさわしい民主的運営を確保するよう求めました。

　また、同委員会では、議案について賛否を表明する「討論」も、十人未満の少数会派には認められていません。大門、福島両氏は、この点でも改善を求めました。

　尾辻委員長は、きちんと議論したいとのべました。