2006年8月7日(月)「しんぶん赤旗」

レバノン攻撃中止求め

ロンドン10万人デモ

市長も連帯声明


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(写真)5日、イスラエルによるレバノン攻撃に反対し、無条件即時停戦を求めるデモに参加した人々=ロンドン市内(岡崎衆史撮影)

 【ロンドン=岡崎衆史】イスラエルはレバノンの民間人虐殺をすぐにやめよ―イスラエルによるレバノン攻撃が激しさを増す中、攻撃停止と即時停戦、平和を求めるデモが五日、ロンドン中心部で行われ、英国各地から約十万人が集まりました(主催者発表、警察発表は二万人)。平和団体「戦争ストップ連合」などが主催。デモには、与党労働党や野党自由民主党の国会議員、労働組合の代表、地方議員、元大使、環境活動家など幅広い層の人々が参加し、リビングストン・ロンドン市長の連帯声明も紹介されました。

 四歳の娘をベビーカーに乗せて行進する中学教師のローズ・サンドゥーさん(34)は、「イスラエルの空爆で娘ミリーと同じくらいの子どもたちが殺されていることに心を痛めています。これ以上の犠牲はたくさんです」と訴えました。また「私は昨年の選挙で公平な政治を期待して労働党に投票しましたが、裏切られました」とも述べ、米英両国によるイスラエルのレバノン攻撃容認に怒りをあらわにしました。

 労働党のジェレミー・コービン下院議員は、「(デモは)この国の普通の人たちが一致して即時停戦を求め、英政府の方針が間違っていることを示している」と語りました。


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