2006年7月12日(水)「しんぶん赤旗」

駐留米軍の免責特権廃止

イラクが国連要請へ


 【カイロ=松本眞志】イラクのミカエル人権相は十日、米軍によって引き起こされた性的暴行・殺人事件の問題に関連し、イラク駐留米軍の免責特権の廃止を国連に要請すると語りました。

 ミカエル氏によると、イラク政府は先週、国連への報告を準備する委員会を設置。報告を三週間内に内閣に提出し、マリキ首相が八月までに国連安保理に提出するといいます。

 ミカエル氏は「米軍の(イラクの法律からの)免責特権の廃止を求める要請が受け入れられない場合、イラク独自の実効性のある調査権を求める」と強調しました。

 同人権相はイラク占領軍に免責特権を認めた国連決議について、「罰を受けないから、彼らは罪を犯すのだ」と批判。マリキ首相は五日にイラク独自の調査とともに免責特権廃止の検討の意向を示していました。


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