2006年6月30日(金)「しんぶん赤旗」

宮内オリックス会長の参考人招致見送りで佐々木議員がコメント


 日本共産党の佐々木憲昭衆院議員(財務金融委員)は二十九日、宮内義彦・オリックス会長の参考人招致が見送られたことについて、次のようにコメントしました。

 質問を通じて、村上ファンドの実態が“オリックスによる、オリックスのためのファンド”だったことが明らかになりました。金融の規制緩和を推進した当事者であり、事件のカギを握る重要人物である宮内氏の参考人招致は不可欠です。

 しかし、いったん自民、民主両党の筆頭理事間で宮内氏の参考人招致を合意し、宮内氏も応じていたにもかかわらず、実施が見送られました。国民が強く求める真相究明に必要な参考人招致を自民党執行部が圧力をかけてつぶしたとすれば、本当に許せないことです。

 日銀の福井俊彦総裁をかばう政府・自民党の姿勢が厳しく問われることになります。日本共産党は今後も村上ファンド問題の真相解明のため奮闘します。


もどる
日本共産党ホーム「しんぶん赤旗」ご利用にあたって
(c)日本共産党中央委員会
151-8586 東京都渋谷区千駄ヶ谷4-26-7 TEL 03-3403-6111  FAX 03-5474-8358 Mail info@jcp.or.jp