2006年6月18日(日)「しんぶん赤旗」

W杯 ライン通信

WORLD CUP 2006

「しんぶん赤旗」W杯現地取材チーム(和泉民郎、勝又秀人、中村美弥子)がお伝えします。

鼓動 ドイツ発

日本 きょうクロアチア戦

攻撃的な布陣で臨む


 【フランクフルト=和泉民郎】サッカーの第十八回ワールドカップ(W杯)ドイツ大会に出場している日本代表は大会第十日の十八日午後三時(日本時間午後十時)からニュルンベルクでクロアチアと一次リーグF組の第二戦を行います。第一戦を落とした日本は、二大会連続の決勝トーナメント進出へ正念場を迎えます。この日は試合会場で約一時間公式練習。

 第一戦を終えたF組の四チームはブラジルとオーストラリアが勝ち点3で先行。日本とクロアチアは勝ち点がなく、クロアチアにとっても後がないたたかいになります。

 日本は豪州戦で先制しながら追加点を奪えず、終盤立て続けに失点を重ね、1―3で逆転負け。クロアチア戦には4バックの攻撃的な布陣に変えて臨む構え。攻守の連係がカギを握りそうです。

 日本がこの試合に勝ち、ブラジルが十八日午後六時(同十九日午前一時)からの豪州戦に勝った場合、日本はブラジルに勝てなくてもクロアチア―豪州戦次第では一次リーグ突破の可能性が残ります。しかし、クロアチアと引き分ければブラジルに勝つ以外に可能性はなくなり、敗れればブラジルが豪州に勝つか引き分けた時点で、ブラジル戦を待たずに敗退が決まります。


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