2006年4月24日(月)「しんぶん赤旗」

衆院千葉7区補選

徳増氏及ばず


当選は太田氏

 衆院千葉7区補欠選挙が二十三日に投開票され、日本共産党の徳増きよ子候補(53)=新=は健闘しましたが及びませんでした。当選は、民主党公認の太田和美氏(26)=新=。

 今回の補選は、昨年九月の総選挙で当選した自民党議員が陣営幹部の起こした買収事件の責任を取り辞職したため実施されました。

 徳増候補と共産党組織・後援会は「規制緩和、消費税増税でも、憲法改悪でも、自民と民主に違いはなく、どちらを選んでも政治は悪くなるばかりです」と語り、「格差と貧困を広げ、社会保障を切り捨てる小泉『構造改革』と正面対決し、アメリカ言いなりに憲法・教育基本法改悪に突き進む政治の流れをストップさせる、たしかな野党・日本共産党を伸ばしてください」と訴え、共感を広げましたが及びませんでした。

 自民・公明、民主の両陣営とも、党首、党幹部、国会議員らを連日大量投入しました。

 日本共産党は、志位和夫委員長、市田忠義書記局長らが応援に駆けつけ、最後まで堂々と政策を語って奮闘しました。

千葉7区補選 結果について

市田書記局長が談話

 日本共産党の市田忠義書記局長は二十三日、同日投開票された衆院千葉7区補選の結果について、マスメディアの求めに応じて次の談話を発表しました。

 今回の選挙で、わが党は徳増候補を先頭に「小泉政治にキッパリ対決し、格差社会をただし、平和と憲法を守りぬく『たしかな野党』日本共産党」への支持を訴えてたたかいました。徳増候補にご支持いただいた有権者のみなさん、ご奮闘いただいたみなさんに心から感謝するものです。

 格差社会をただし、平和な日本への道は「アメリカ・財界が中心」の政治から、「国民が主人公」の政治への改革によってこそできます。

 わが党は、「弱肉強食」の政治で国民に痛みを押しつける小泉「改革」、憲法九条改悪を許さず、国民のくらし、平和を守るためひきつづき全力を尽くす決意です。


もどる
日本共産党ホーム「しんぶん赤旗」ご利用にあたって
(c)日本共産党中央委員会
151-8586 東京都渋谷区千駄ヶ谷4-26-7 TEL 03-3403-6111  FAX 03-5474-8358 Mail info@jcp.or.jp