2006年4月23日(日)「しんぶん赤旗」
ベトナム共産党大会
新中央委員会選出へ
「汚職に反対」 推薦基準に
【ハノイ=鈴木勝比古】ベトナム共産党第十回大会は六日目の二十三日に新中央委員会を選出します。翌二十四日に大会代議員の参考投票の結果を踏まえて、新書記長が選出されます。新中央委員会は約半数を新人が占めます。また、新たに四十五歳以下を基準とする中央委員候補が選出されます。
大会は二十二日に党規約を改定し、「中央委員候補」制度を設けました。新中央委員会は中央委員百六十人と中央委員候補二十五人で構成されます。大会議長団は中央委員に百七十五人、中央委員候補に三十一人を推薦しました。中央委員推薦名簿のうち、百十九人が新人です。代議員の自薦、他薦の名簿を加えて、千百七十六人の代議員の投票で選出します。
チャン・ディン・ホアン政治局委員(党中央組織委員長)は二十二日、議長団を代表して中央人事について提案しました。ホアン氏は「高い指導能力と闘争力を兼ね備えた、真に強力な中央委員会の選出」を提起。新中央委員推薦の基準として(1)確固とした政治性(2)能力、刷新思考、実行力(3)品性が清潔で、汚職をせず、汚職に断固反対する―を示しました。
大会代議員は、新中央委員の中から新書記長の候補を推薦する参考投票を行います。
新中央委員会が、参考投票の結果を尊重して二―三人と推定される新書記長候補を推薦します。三人の場合は上位二人を選んで、決選投票を行います。書記長候補は事前に選出される政治局委員であることが条件です。

