2006年2月17日(金)「しんぶん赤旗」

衣笠さんと府政変えよう

京都知事選へ つどいに1万人超

“府民と心通わせる”


 「衣笠の花を咲かせて春らんまん!」――四月の京都府知事選で、衣笠洋子候補の勝利で府政転換をめざす「民主府政の会」(久米弘子代表委員)は十六日夜、京都市北区の府立体育館で、「春をよぶ府民のつどい」を開き、一万人を超える府民が参加しました。

 「つどい」では、「もう黙ってはいられない!」と、府民がビデオに、舞台に登場し、府立洛東病院廃止や府立高校統廃合など現府政の冷たさ、子どもの医療費拡充や府北部の医師確保など切実な要求を訴え。「『消費税増税反対は幼稚な議論』と言い放つ現知事をかえよう」など怒りの発言が相次ぎました。

 女性の要求バルーンや青年のむしろ旗などと一緒に参加者の中から登場した、衣笠さんは、「暮らしの目線、ネットワーク、憲法をキーワードに府政を改革。府民に冷たい官僚知事の府政から、私とともに府民と心通わせる“あったか府政”を築いていきましょう」とよびかけ、発表したばかりの政策を訴えました。

 大谷心基日本バプテスト京都教会牧師、俳優座の有馬理恵さんが激励のあいさつ。哲学者の鶴見俊輔さん、狂言役者の茂山千之丞さんは、ビデオで「役人でなく衣笠さんというお母さんを府庁に送り込めば府政は変わりますよ」などと“熱い”エールを送り、小森陽一東京大学教授がメッセージを寄せました。

 日本共産党の穀田恵二衆院議員が「衣笠さんの勝利で、小泉政治と、それと一緒に歩む現府政にノーの審判を下し、府政に地方自治の魂を取り戻そう」とよびかけました。

 言語聴覚士の女性(26)は、「こんなに人が集まって感動しました。衣笠さんの温かい人柄が会場中に広がってる気がしました。衣笠さんの話を聞き、今回の知事選は頑張らないとと、あらためて思った」と話していました。


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