2006年2月14日(火)「しんぶん赤旗」
5自治体議員選挙 6氏トップ当選
京都・福知山市
定数2の激戦3選挙区制す
十二日投票の五市二町の合併後選挙、一市一町の定例選挙で日本共産党は計十六人が立候補し、十三人が当選、うち六人がトップ当選を果たしました。今回の選挙での議席占有率は5・61%から8・18%へとアップしました。
京都府福知山市への合併に伴う市議増員選挙(三選挙区、各定数十二減)では、三和町選挙区の吉見純男氏(52)、夜久野町の中島英俊氏(61)、大江町の高宮泰一氏(56)の三氏が、各定数二の大激戦を制して当選。三和、夜久野両選挙区ではトップ当選を果たしました。
旧三町では、合併で暮らしの不安に拍車がかかるなか、三氏は、住民アンケートに寄せられた農業、福祉、防災、地域のバス存続などの要望実現や旧町のよさを残す施策の復活を掲げ、「まちを福知山市の過疎地にしないため、市にはっきりものを言い、しっかり働く日本共産党の議員が一人は必要です」と訴え。営農組合や自治組織の役員、保守系元町議など党派を超えた支持を集めました。同市の議席占有率を11・54%から18・75%に、昨夏の参院選の三町での比例票をそれぞれ一・五―二・六倍にしました。
三町合併の鹿児島県志布志市の志布志区(定数十六)は衆院比例票比176%の得票でトップ当選。三重県大台町大台区(定数十)は同比例票比313%で、宮崎県美郷町南郷区(定数四)も前回比161%、同比例票比267%で、それぞれトップ当選でした。
七町合併の香川県三豊市の豊中区(定数五)でも、前回比347%、衆院比例票比449%の得票でトップ当選でした。