2005年12月21日(水)「しんぶん赤旗」

日中両党会談の報告会開く

ＣＳ通信で全国に　不破議長が報告

（写真）中国共産党との会談について報告する不破哲三議長＝２０日、党本部

　不破哲三議長を団長とする日本共産党代表団と中国共産党代表団との会談（六―九日）の報告会が二十日、党本部大会議場で開かれました。全国の都道府県委員長や本部関係者、首都圏の党組織からも参加。ＣＳ通信で全国各地で視聴されました。

　不破議長は「現代の世界をどう見るか」「社会主義運動とマルクス主義の歴史と現在」「新たな時代の社会主義の問題」「日本の情勢について」の四つのテーマに整理して会談の内容を詳しく報告（２面に詳報）。午後一時半から五時前まで休憩をはさんで三時間余の話に、参加者はメモを取りながら聞き入り、不破議長が紹介したエピソードに笑いや拍手が起きました。

　会談に参加した緒方靖夫国際局長、中井作太郎京都府委員長が感想を語りました。

　参加した都内の学生（２０）は「理論交流を通じて両党間の信頼関係を深めることができること、大義、誠実さを感じました」。埼玉県在住の四十代の女性も「日本共産党の綱領が日々の実践で裏付けられているからこそ中国の人たちの胸をうったのではと思います。綱領を学び実践していく励みをもらいました」と語っていました。