2005年11月26日(土)「しんぶん赤旗」

米の攻撃「計画」に抗議

アルジャジーラ記者ら


 【カイロ=小泉大介】ブッシュ米大統領が昨年四月、カタールの衛星テレビ局アルジャジーラ本社を攻撃する「計画」をブレア英首相に語っていたと英紙が報じた問題で、同局の記者やスタッフが二十四日、ドーハの本社やアラブ各国の支局前で抗議行動を繰り広げました。

 記者ら約百人が経営陣にたいし、この問題で公式の調査をおこなうよう求めた文書に署名しました。本社前の抗議集会には数十人が参加し、アナン国連事務総長にたいし、米英両政府に説明責任を果たさせるため、国連が介入するよう要求しました。

 集会にはロンドン支局の記者がメッセージを寄せ、同支局がブレア英首相や各紙編集長との緊急会談を要求していると報告。「われわれは真実が明らかになるまで声を上げ続ける」とのべ、来週を「アルジャジーラと表現の自由週間」にしようと呼びかけました。

 カイロやベイルートなどでも、アルジャジーラ以外の記者が参加して集会が開かれ、「米政権は自国の民主主義の根本原理の一つである表現の自由を攻撃している」と抗議しました。

 米政権は、「こんな奇怪な話にまともに対応するつもりはない」(ホワイトハウスのマクレラン報道官)と表明しています。しかし、米軍はイラク戦争開戦後の二〇〇三年四月にアルジャジーラのバグダッド支局を空爆し、記者を殺害。アフガニスタン戦争でも〇一年十一月にカブール支局を爆撃しました。

 米軍はいまもイラク西部などで大規模爆撃を行っていますが、アルジャジーラは現地の医師やジャーナリストらの証言をもとに、住民犠牲の実態を報道しています。


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