2005年10月20日(木)「しんぶん赤旗」

憲法改悪に反対する署名

44万人分を国会提出


 憲法改悪に反対する署名を国会に提出する院内集会が十九日、衆院議員会館でおこなわれました。

 主催は、平和・民主・革新の日本をめざす全国の会(全国革新懇)と憲法改悪反対共同センターです。約四十四万人分の署名が届けられ、各団体の代表が日本共産党の赤嶺政賢衆院議員に手渡しました。

 主催者を代表して全国革新懇の小林洋二代表世話人と高田公子新日本婦人の会会長があいさつしました。小林氏は「改憲勢力が国会の多数を占めているが、国民世論こそ決定的。憲法改悪反対の世論を、あせらず、急いで広げよう」とのべ、高田氏は四十一の都道府県に共同センターがつくられていることを報告。「草の根から憲法九条守れの運動を強めていきましょう」と訴えました。

 赤嶺衆院議員が国会情勢を報告し、とりくみを交流。愛知県の代表は、昨年から十五回の憲法講座を県内で開いてきたことや、名古屋市緑区では十四の学校区単位に「九条の会」ができていることを報告しました。

 全教代表は、教育基本法改悪に反対する署名と合わせ一千万人の署名を集めること、「○○学校九条の会」の結成を提起しているとのべました。

 神奈川県の「明日をつくる京浜製鉄革新懇」の代表は、憲法改悪反対の宣伝・署名行動を工場門前で毎月やってきたとのべました。


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