2005年10月19日(水)「しんぶん赤旗」

政治資金規正法「改正」

自公案が衆院通過

共産党など反対


 自民、公明両党提出の政治資金規正法「改正」案が十八日の衆院本会議で自公両党の賛成多数で可決され、参院に送付されました。迂回(うかい)献金の大元となる政党と政治資金団体を規制対象から除き、政治団体間の献金に年間五千万円の上限を設けるのが柱で、日本共産党、民主党、社民党は反対しました。

 迂回献金禁止などの措置を盛り込んだ民主案は自公の反対多数で否決されました。

 政党支部の解散届を支部代表者だけでなく本部が提出できるようにする政治資金規正法「改正」案は自公民の賛成多数で可決されました。これは郵政民営化法案に反対し自民党非公認となった議員と自民党公認議員の支部が同一の選挙区で並存する事態が発生したため自民党が提起しました。


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