2005年9月3日(土)「しんぶん赤旗」

記者銃殺

米軍「適切」と開き直り

ロイターは調査公表要求


 【カイロ=小泉大介】イラク駐留米軍のリック・リンチ少将(広報担当)は一日、ロイター・テレビのイラク人音声担当者、ワリード・ハレド氏が八月二十八日、取材のため移動中に米兵の銃撃を受け死亡した事件に関し、これを認めるとともに、銃撃は「適切な措置」だったと正当化しました。ロイター通信が伝えたもの。

 同少将は「ハレド氏の乗った車は高速で走った後に停車し、急に方向を変えるなど不審な行動を繰り返した。交戦規定を身につけ訓練を受けてきた兵士は、この車を攻撃することが妥当と判断した」と開き直りました。

 ロイター通信の編集総局長は「自らの責務を果たそうとしたジャーナリストの殺害が正当化されるという考えを嫌悪する」とのべ、米軍の見解を拒絶。米軍に調査結果を速やかに公表するよう求めました。


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