2005年8月20日(土)「しんぶん赤旗」
「構造改革」で倒産
小泉政権に審判下そう
業者後援会 街頭宣伝
「庶民大増税や憲法改悪、中小商工業者を倒産に負い込む小泉首相の『構造改革』に審判を下す絶好のチャンス」と、全国・全都の業者後援会は十九日、東京・JRの池袋、大塚駅の二カ所で、総選挙での日本共産党への支持を訴え、宣伝しました。
池袋駅東口前では、蒸し暑い夏空のもとに業者後援会ののぼりを立て、二十人を超える後援会員が「しんぶん赤旗」号外を配布しました。
全国業者後援会代表委員の国分稔さんら五人の弁士が日本共産党の政策や、中小企業の立場で宣伝カーから訴えました。
国分氏は、小泉構造改革のもとで多くの中小業者が廃業・倒産に追い込まれていると指摘。中小企業金融と中小企業対策の拡充という当たり前の政治にきりかえると公約している日本共産党を大きくするしかないと訴えました。
笠井亮衆院比例代表東京ブロック候補は、参院議員のときに、貸し渋り・貸しはがしに中小企業が苦しむなか、政府を追及し、大銀行の資金回収マニュアルを暴露・追及し、当時の金融大臣に「目を光らせなければいけない」と言わせたことを紹介。「増税反対、痛みの政治反対の思いを『たしかな野党』の日本共産党に支持をよせてください」と訴えました。
世田谷区の大学四年生の男性(24)は、「政治には詳しくないけど、国民のことを考えた政治をしてほしい。どの政党がいいか、考えたい」と号外を受け取り、演説を聞いていました。