2005年7月16日(土)「しんぶん赤旗」

米軍都市型訓練の中止求める

19日に沖縄県民集会

超党派で合意


 米軍都市型戦闘訓練施設(沖縄県金武町)での実弾射撃訓練強行に抗議し、即時中止を求める超党派の県民集会が十九日に開催されることが決まりました。十五日、県議会の全会派が参加した代表者会議で合意したものです。県議会、金武町、同町議会、同町伊芸区の四者が主催します。

 集会は十九日午後六時半から金武地区公園で開かれます。基地問題で超党派の県民集会が開かれるのは、米兵による少女暴行事件に抗議した県民総決起大会(一九九五年十月)以来です。当日は主催四団体のあいさつに続き、地元・伊芸区の女性、子ども代表が意見表明。基地のゲート前までデモ行進を行う予定です。

 会議に参加した日本共産党の前田政明県議は、「超党派で県民集会の開催を決めたことは、日米両政府に対する県民の明確な意思表示だ。集会を大きく成功させ、県民ぐるみのたたかいを広げ、訓練の即時中止と施設の撤去を必ず実現させたい」と話しています。


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