2005年7月12日(火)「しんぶん赤旗」

那覇市議選 6氏全員当選

共産党 野党第一党を確保


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那覇市議選で当選し、街頭からあいさつと決意表明する日本共産党の6氏=11日、那覇市内

 沖縄県の那覇市議選(定数四十四、立候補五十五人)が十日投開票され、日本共産党は渡久地修(52)=現、湧川朝渉(44)=現、大城朝助(58)=現、我如古一郎(47)=現、古堅茂治(52)=新、比嘉瑞己(31)=新の六氏がそろって当選し、現有議席を確保して引き続き野党第一党となりました。

 日本共産党の合計得票は一万三千五百十二票(得票率10・83%)。前回七人立候補(一人落選)した得票にはおよびませんでしたが、昨年の参院比例票を上回り(102%)ました。

 当選した日本共産党の六氏は投票から一夜明けた十一日、県庁前で街頭演説を行いました。選挙中に訴えた、需要の見込みのない那覇港整備(九十六億円)などムダ遣いをなくせば、プールの安全補助員も、全小中学校のクーラー設置も、市独自の介護保険料の減免制度の復活も可能だとの公約を紹介。「市民の願いにこたえ、安心して暮らせる平和な那覇市の実現のため全力でがんばる」と決意を表明しました。

 議席増を狙った与党の自民党(公認)は改選前と変わらず十二議席。公明党は県議選に出馬して欠員を出していた議席を回復し、改選前から一増の七。一議席増をめざして三人立候補した民主党(公認)は二、社民党(公認)は一で、それぞれ改選前と変わらず、社大党は現職を落選させ、一減の二議席となりました。

 投票率は前回より5・17ポイント低い、53・67%。復帰後の那覇市議選で過去最低となりました。


■北海道・北広島市議補選 定数2で当選

 十日投・開票された北海道北広島市議会議員補欠選挙(定数二、立候補四人)で、日本共産党の木村公昭候補(58)=新=が、五千四百十七票(得票率22・1%)を獲得し、第二位で当選しました。得票数は、昨年の参院選比例票の213・4%となりました。

 日本共産党と後援会は、政策ビラの全戸配布を三回おこなうなど徹底して政策を訴えるとともに、木村氏の市職員としての活躍や誠実な人柄が、党派を超えた幅広い支持につながりました。


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