2005年7月8日(金)「しんぶん赤旗」
“同世代に伝えたい”
原水協と青年たち 核廃絶へロック行動
日本原水協と「核兵器なくそう・世界青年のつどい」実行委員会の青年たちは六日夜、東京・JR新宿駅西口前で、核兵器廃絶を訴える「ROCK(ロック)行動」をしました。
通行人に「いま、核兵器の廃絶を」署名への協力を呼びかけ、八月に広島と長崎で開く「世界青年のつどい」を紹介するビラを配りました。
大学一年生の男子学生(18)=神奈川・川崎市=は「高校の恩師が被爆二世で、親の被爆体験や自分の健康が不安だという話を聞いていました」。アニメ「はだしのゲン」や被爆した人の写真を見た感想などを語りながら、「原爆を落とされたのは日本だけだから、日本がすすんで核兵器廃絶を訴えていかなきゃいけない」と署名しました。
男子学生は、さらに「世界青年のつどい」のビラを受け取り、「こういうのもあるんですね。ネットで見てみます」と話しました。
フィジー(オセアニア)から留学している女子学生(20)は「自分にとって核兵器廃絶は大切なことです。ほかの青年も同じ気持ちをもってほしい」と話し、「若い人たちに核兵器廃絶のメッセージを広げたい」と「ROCK行動」に参加しました。