2005年6月11日(土)「しんぶん赤旗」
雇用解決へ「青年一揆」
日本共産党
中井府委員長先頭に 京都府委が宣伝
青年の雇用問題と就職難を打開しようと十日、日本共産党京都府委員会と各地区委員会がいっせいに宣伝しました。京都ではこの間、地方議員や衆院小選挙区候補らが夜遅くに帰宅する青年労働者と駅で対話するなど、工夫した取り組みを粘り強く続けています。
府委員会は四条河原町で宣伝し、中井作太郎委員長や青年らが訴え。深刻な労働実態を告発しつつ、政治の責任で打開させるために日本共産党が全力をあげていることを述べ、青年たちが声をあげる「青年一揆」への参加を呼びかけました。
「青年一揆」は、十二日午後0時半から円山音楽堂で開かれ、プロ野球選手会労組の松原徹事務局長が講演します。
「長時間労働・サービス残業が多い」にシールを張った調理師見習の男性(18)は、朝八時半から夜十一時、十二時まで働いていると言います。「やっとやりたい仕事が見つかったけど、やっぱりしんどい。ダチ(友人)もプータローやニートばかり。でも、みんなも働かんでいいとは思っていない。就職や仕事に役立つ学校つくるとか、(政府は)もっと応援してもいいのではないか」と話していました。