2005年5月31日(火)「しんぶん赤旗」

患者・家族ら国会へ

77万署名提出

難病支援確立求める


 総合的な難病対策の早期確立を求める患者や家族らが三十日、国会請願を行い約七十七万人分の署名を提出しました。請願団体は日本患者・家族団体協議会(JPC)。病を押して約百五十人の患者らが参加しました。

 請願では、多くの難病患者が自己負担の増加や、公費負担制度から外される心配を抱えていると強調。公費負担の対象外の難病・長期慢性疾患の患者も多く、経済的負担が重く、必要な医療が受けられない状況も生まれていると訴えました。

 すべての患者が安心して必要な医療が受けられるようにとして、▽難病の原因究明と治療の確立▽難病医療費の負担軽減▽小児を含めた総合的難病対策の確立▽長期慢性疾患への社会的支援▽看護師不足の解消▽医療被害・薬害の根絶と被害者救済―を求めました。

 参議院議員会館で開いた集会で伊藤たてお代表幹事は「日本の医療をより良くしよう」とあいさつしました。各政党から代表者が出席し、日本共産党からは井上哲士、小林みえこの両参院議員が参加。「応益負担の導入は福祉の理念に逆行するもの。公費負担を増やし、総合的な難病支援を確立するために力を合わせたい」とあいさつしました。


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