2005年5月11日(水)「しんぶん赤旗」

イラクが職場 建設業も

本紙に証言 ゼネコンかかわってる

日本人拘束


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イラク国内を就業場所として公開された求人票

 イラク武装勢力に拘束された元自衛官、斎藤昭彦さん(44)は、イラクで米軍基地の警備をしていましたが、これ以外にもイラクで働く日本人を集める動きが日本国内で表面化しました。それが本紙三月二十八日付でスクープした「働く場所は戦地イラク 職業安定所に求人票」の報道です。

 職業安定所に求人を出していたのは長崎市内の建設関連業者。仕事は「水道工事、学校建設工事等」。雇用期間は三月二十日から半年間。給料は一カ月五十万円から六十万円というものでした。

 この業者はのちに募集を取り下げたものの、「元請けははっきりわからないが、商社やゼネコンがかかわっていると聞いた」と本紙に証言しました。また、実際にイラクでの土木作業を目的に三十人の日本人を募った、と本紙に語った別の業者もいます。「昨年末にすでにイラクに作業員が行ったという話も聞いたし、米軍がかかわっているという話も流れている」といいます。

 外務省が退避勧告を出しているなかで、ひそかに進むイラク行き。米軍の戦争の一部を民間人がになう――。危険な動きです。


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