2005年4月14日(木)「しんぶん赤旗」

これが自衛隊駐留の理由!?

バスケコートや噴水の修理…

イラク撤退赤嶺氏要求


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質問する赤嶺政賢議員=13日、衆院イラク特別委

 イラク戦争による国土の破壊・荒廃や国民生活の困窮への「人道復興支援」が目的のはずなのに、自衛隊が実際にやっているのは、広場の緑化やバスケットコートの補修……。日本共産党の赤嶺政賢議員は十三日の衆院イラク特別委員会で、イラク南部サマワでの自衛隊の活動実態を示し、「人道復興支援」という政府の建前からも役割は失われているとして、撤退を求めました。

 これまでサマワでの自衛隊の活動の最大の柱は給水活動でした。しかし日本のODA(政府開発援助)による浄水装置の稼働で今年二月五日以降、給水活動は実施していません。

 赤嶺氏は「駐留を続ける理由はないのではないか」と追及。大野功統防衛庁長官は「公共施設、道路や学校を直したりしている」と弁解しました。

 しかし防衛庁が赤嶺氏に提出した資料では、自衛隊が実施している公共施設の復旧活動として「県知事公舎前の多目的広場の緑化」「スポーツクラブの照明施設の補修」「屋外バスケ施設のコートの補修」「女子高前噴水の補修」などが挙げられています。

 赤嶺氏は「なぜこういう活動が『人道支援』、戦災からの復興にあたるのか」と批判。大野長官は「心に潤いをもたらしていく仕事も大切」と述べるだけでした。

 赤嶺氏はまた、自衛隊がサマワなどで砂利舗装をした道路を、外務省がODAで現地業者を雇ってアスファルト舗装している実態を指摘。「最初の砂利舗装の段階から外務省の資金援助でできるのではないか」と追及。外務省の吉川元偉中東アフリカ局長は「自衛隊の支援でより容易に、より自らの関与によって事業を行える」とのべるだけでした。


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