2005年3月27日(日)「しんぶん赤旗」
東武線竹ノ塚駅踏切
安全対策、都は急いで
党足立区議団と渡辺都議
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日本共産党足立区議団は二十五日、東京都の都市整備局を訪ね、死傷事故が発生した東武伊勢崎線竹ノ塚駅付近の踏切の鉄道高架化(立体交差化)などの安全対策を急ぐよう申し入れました。渡辺やすのぶ都議も同席しました。
大島芳江区議団長は要望書を手渡し、二十四日の足立区議会で「東武伊勢崎線竹ノ塚駅付近の鉄道高架化を求める意見書」を全会一致で採択したことを紹介。都が足立区、東武鉄道との協議を積極的に行い、二度と悲惨な事故が起きないよう一日も早く万全な安全対策と、鉄道高架化の実現を求めました。
渡辺都議は、同踏切の安全対策について、これまで繰り返し立体交差化を求めてきたとのべ、都としてエレベーターつきの歩道橋など緊急対策も含めた安全対策を講じるよう求めました。
都市整備局の杉浦浩技監と成田隆一都市基盤部長は、都と足立区、東武鉄道の三者による緊急対策会議を設置し、すでに七回の検討会を開いたことを明らかにしました。また、鉄道高架化や緊急対策の具体化を検討しているとのべ、道路管理者の足立区から対策が提案されれば、都として積極的な対応をする用意があると答えました。