2005年3月16日(水)「しんぶん赤旗」

女性のブレア英首相支持 激減

イラク戦争で厳しい批判


 【ロンドン=西尾正哉】英日曜紙ニューズ・オブ・ザ・ワールド十三日付は、女性有権者を対象にした調査を掲載、「ブレア首相は即刻辞任すべきだ」とする女性が29%、「総選挙前までに辞めるべきだ」とした女性は四人に一人であると報じました。

 一方「総選挙で勝利しブレア氏が三期目の首相に就任すれば約束を実行する」との期待は9%、「ブレア首相は正直だ」は28%で、労働党が政権を奪還した一九九七年時の54%から激減しています。

 ブレア首相は同日、生放送された視聴者討論番組(英民間テレビITV放映)でも女性有権者からイラク戦争をめぐって厳しい批判を浴びました。

 スタジオには前回総選挙で労働党を支持した女性が集結。参加者の一人はブレア首相に、「(イラクの大量破壊兵器により)四十五分で世界は終わりになると言われたが、真実ではなかった」「何千人もの人々が死んだ。どうしてあなたがそこに座っていられるのかわからない」などと厳しく指摘しました。

 別の女性は、「誤りを犯したと謙虚に言えるか。そうするなら選挙で再度投票するでしょう」と迫りました。

 ブレア首相は、「私は正しいことをしたと信じている。今後、明らかになると確信している。人々は正しい決定だったと考えるようになるだろう」とイラク戦争強行を正当化しました。


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