2005年3月5日(土)「しんぶん赤旗」

規制緩和で事故多発

タクシー1000台“デモ”


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雪の降る中、「規制緩和の見直しを」と、タクシー労働者らが決起集会=4日、東京・明治公園

 タクシー運転手らが四日、東京・明治公園で「事故多発、安心・安全破壊のタクシー規制緩和を見直せ」と集会を開き、国交省や各政党に要請しました。主催は全国自動車交通労働組合総連合会(自交総連)。国交省への個人請願によるタクシーの長い列は、一時間半にわたり続きました。自交総連によると、千台のタクシーと千人の運転手が参加し、一度に千台が集まるのは初めてといいます。

 集会で、自交総連の領家光徳委員長は、この間の規制緩和により、タクシーの事故が多発している問題などを示しながら、利用者の立場から見ても安心・安全が大きく損なわれていると指摘。「タクシーの規制緩和は失敗。政府行政の責任は免れない。その責任を追及、新たな規制を求めていく」と訴えました。

 北海道から毎月三十万送ると約束し、妻と十歳の娘を置いて出稼ぎにきている渡辺清さん(46)は「先月は約束通り送金できなかった。『お父さん頑張って』といわれるとがんばるしかないが、厳しい」と胸のうちを明かしました。国交省に要請した横塚才二さん(56)は「今は悪循環になっている。お客さんに安心・安全に乗ってもらえるようにしていきたい」と語りました。

 その後、分かれて各党に要請。日本共産党は佐藤三男労働局長らが応対し「規制緩和による被害をタクシー労働者が、一挙に受ける状態になっている。改善するため、国会の内外で党としてやっていけることを協力していきたい」と話しました。


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