2011年4月27日(水)「しんぶん赤旗」

独 10万人以上デモ

チェルノブイリ繰り返すな

“原発全17基 早期廃炉を”


 原発所在地をはじめとするドイツの各地で25日、全17基の原発の廃炉や核兵器廃絶を求めるデモが行われ、ドイツ公共第1テレビ(ARD)によると10万人以上(主催者発表で12万〜14万5000人)が参加しました。


 チェルノブイリ原発事故25周年の前日に、環境保護団体、平和団体、労組などが「チェルノブイリ、福島を繰り返すな」と呼び掛けたもの。伝統的な復活祭平和行動の最終日のデモとなりました。

 デモが実施されたのは、原発12基がある7カ所と、ウラン濃縮施設や放射性廃棄物貯蔵地のある4カ所。各地でそれぞれ数千人から1万5000人が参加しました。ほかに各地の復活祭平和行動などで原発廃止を訴えました。

 最大の1万5000人が参加したヘッセン州ビブリスでは、「チェルノブイリ、福島は警告する」との横断幕を掲げ行進。集会で主催者代表の一人は「太陽に輝く緑を放射能で汚染させてはならない」と呼び掛けました。

 ドイツでは、福島原発事故後、メルケル政権が原発稼働延長計画を凍結。当面廃炉にする原発の数と、最終的に全廃を実現する期日を示す法案を6月17日までに提出する準備をすすめています。

 環境保護団体などは早期に原発を廃炉にするようメルケル政権に要求。それに対し保守与党とパイプを持つ電力会社など経済団体は異議を唱え、政権に圧力をかけています。 (片岡正明)





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