2011年3月17日(木)「しんぶん赤旗」

「電力・燃料の確保を」

共産党都議団、知事に要請


 日本共産党東京都議団は16日、東日本大震災にかんして緊急対策を講じるよう石原慎太郎都知事に申し入れました。

 吉田信夫、大山とも子、清水ひで子、たぞえ民夫の各都議は、被災地で救援物資が不足し、都内でも計画停電で公共交通や水道、医療・介護施設が影響を受け、燃料不足による困難も拡大していると強調。都に対し、(1)被災県と直接連絡を取り物資輸送、救援チーム派遣を強化する(2)被災・避難者を1万戸を超える都営住宅の空き家などに受け入れる(3)鉄道、水道など公共サービス、医療・介護施設への電力供給を確保するよう、東京電力に働きかける(4)医療・介護施設などに優先的に燃料を供給するよう関係業界に働きかける(5)停電で都営住宅のエレベーターに住民が閉じ込められないよう万全の対策を取る(6)ヨウ素剤を確保する―ことを求めました。

 都知事本局の大井泰弘総務部長は「申し入れは知事、副知事、関係各局に伝える」と答えました。





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