2011年3月9日(水)「しんぶん赤旗」
差別撤廃・憲法守れ
国際女性デー中央大会
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「国際女性デー」の8日、「ジェンダー平等実現へ、女性差別撤廃条約と憲法を生かそう!」などをスローガンに各地で集会が開かれました。東京都千代田区で開かれた中央大会(同実行委員会主催)では、800人の女性が会場を埋め、「いっせい地方選挙で住民・国民本位の政治をつくろう」と唱和しました。
堀江ゆり実行委員長(婦団連会長)が主催者あいさつしました。
日本航空の不当解雇撤回をめざす原告団の女性が「安心と安全を優先した日航の真の再生を目指し解雇撤回を求めてたたかう」と語ると、「頑張れ」の声と拍手が送られました。
各分野で運動する女性が「環太平洋連携協定(TPP)反対の声を広げましょう」「私たち若者が核兵器をなくす先頭にたちます」「米軍基地を撤去しましょう」と発言しました。
革新都政をつくる会の小池あきら都知事予定候補が来賓あいさつ。「『福祉都市東京』を掲げ頑張ります」と語り、拍手に包まれました。
「無縁社会」を取材したNHK社会部デスクの蔵端美幸さんが講演。全労連女性部が「女性が力を発揮する国」と題してデンマーク・フィンランド視察を報告しました。日本共産党の高橋ちづ子衆院議員が来賓あいさつ。国連の潘基文(パン・ギムン)事務総長などが連帯のメッセージを寄せました。
集会は日米両政府に対する決議を採択。集会後、参加者はパレードしました。