2011年1月17日(月)「しんぶん赤旗」

雪害 ハウス倒壊次々

北海道・栗山町 共産党が現地調査


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(写真)雪でつぶれたハウスを前に所有者(左端)から話を聞く畠山氏(正面)と重山町議(手前)=16日、北海道栗山町

 6日から激しく降った大雪でビニールハウス倒壊などの被害が出ている北海道で16日、日本共産党の畠山和也道政策委員長は栗山町に調査に入りました。被害は岩見沢市で102棟が倒壊しているのをはじめ、空知、石狩、胆振地区などで合わせて182棟の倒壊が確認されています。(13日現在)

 栗山町では20棟余が倒壊したといわれています。畠山氏は重山雅世町議と被害農家から事情を聞きました。

 玉ネギのビニールハウス1棟がつぶれた女性(72)は「新しく建て直すには10人以上の人が必要で、手当も1日に5万円じゃきかない。共済組合の補償では、その分はまったく出ないので、すべて持ち出し」と途方にくれていました。

 三日月地域の男性は、100メートルのビニールハウスがほとんどが雪の重さでつぶれ、「ほとんど使えない。雪を落とそうと思ってビニールを切ってもつぶれてしまった。こういっぺんに短期集中で降られたらね。こんなにひどいのは初めて」と語りました。畠山氏らは「みなさんの声を政治の場に届けます」と激励しました。





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