2010年11月3日(水)「しんぶん赤旗」

小沢氏喚問 決断せよ

書記局長・幹事長会談 市田氏が要求


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(写真)与野党による書記局長・幹事長会談。右から2人目は市田忠義書記局長=2日、国会内

 与野党は2日、書記局長・幹事長会談を国会内で開き、民主党の小沢一郎元代表の国会招致について協議しました。

 民主党の岡田克也幹事長は、「小沢氏が何らかの形で国民に説明できるよう環境整備に努力する」と発言。

 その上で、(1)政治不信を招きかねないので現在努力している(2)総理が国会で答弁した通り、何らかの形で国会に説明することは必要(3)証人喚問であれ政治倫理審査会であれ、議院証言法第4条の考え方が尊重されなければならない、とのべました。

 また、「今国会中ということについても幹事長の責任で実現に努力したい」と表明。証言拒否ということにならないよう野党が何を聞きたいのかあらかじめ論点整理が必要だとも語りました。

 議院証言法4条は、刑事訴追や有罪判決を受ける恐れのある場合は宣誓、証言、書類の提出を拒否できるとしています。

 日本共産党の市田忠義書記局長は、小沢氏は国会で決めた決定には従うと表明しており、民主党が決断すればできることだと指摘。

 議院証言法にもとづいてやるのは当然のことであり、質問項目をあらかじめ出さないと応じないというのは問題だとのべ、民主党として証人喚問に応じる立場に立つべきではないかと強調しました。





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