2010年9月20日(月)「しんぶん赤旗」

地域再生へ党派超え

全国革新懇が中四国交流会

鳥取

　全国革新懇は１９日、鳥取県米子市で、活動を交流し運動の発展と革新懇づくりに活発に取り組もうと中四国ブロック交流会を開きました。中四国９県から会場いっぱいの２５６人が参加。これまでに接点のない人との新しい出会いや発見を求めて、革新懇の結成を目指す決意や日々の活動でぶつかっている課題などを交流しました。

　全国革新懇の大黒作治代表世話人・全労連議長が開会あいさつしました。

　鳥取県革新懇常任世話人の小村勝洋日本共産党鳥取県委員長が歓迎のあいさつと「運動の今日的意義と鳥取の教訓」を報告。ＪＡの専務や商工会議所の副会頭、三朝町長らを迎えて開いた「地域経済再生フォーラム」の取り組みのなかで活動の継続が提案され、革新懇が事務局を務める「地域再生懇話会」という組織に発展したことを紹介しました。小村氏は「保守や無党派の人たちが社会や政治のあり方を考え、新しい方向を真剣に探求・模索しており、要求で一致できるところから同じテーブルで一緒に考え、行動ができる」と語りました。

　また、「具体的に進めるために（日本共産党として）独自の推進体制をつくって系統的に促進することがカギだと思う」と強調しました。

　その後、全体会や分科会で各地の活動や課題が報告されました。

　日本共産党からは、全国革新懇常任世話人の浦田宣昭党常任幹部会委員、荒川和明党国民運動委員会委員も参加しました。

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