伊波宜野湾市長に出馬要請へ

共産・社民・社大の３党

　日本共産党沖縄県委員会と社民党県連、沖縄社会大衆党の３党でつくる知事選選考委員会は６日、４回目の会合を開いて、沖縄県知事選（１１月１１日告示、２８日投票）の候補者に宜野湾市長の伊波洋一氏を推すことを決めました。７日午後２時から、伊波氏本人に出馬要請します。

　会合後の記者会見で選考委の新里米吉委員長（社民党県連委員長）は、「（この間、意見交換してきた）七つの大衆団体中５団体が伊波氏を推し、個人名をあげなかった２団体も伊波氏に異存はない。３党も伊波氏を推すことで意思確認しており、選考委員会として伊波氏に出馬要請することにした」と語りました。

　伊波氏を推す理由について新里氏は、(1)海兵隊撤退をはじめ基地の縮小・撤去を進めていくことができる(2)基地に依存しない経済をつくることができる(3)日米両政府にしっかりものがいえる(4)市長、県議としての活動を高く評価できる（市長として経済、福祉、子育て支援などで実績がある）―をあげました。

　その上で、「基地問題でも経済問題でも福祉でも、知事として十分やっていける人物であり、とりわけ基地問題で日米両政府にしっかりものがいえ、渡り合っていける人物として高く評価している」と語りました。

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